一人暮らしの候補先見つけたけどどうすればいい?と、メールを送ってみる。直ぐ返信がきて、私もいい所探したから今度のデートは不動産屋巡りをしようと決まる。笑顔の顔文字がきっとそのまま彼女の表情なんだろうなと思うと何だか楽しい。
店舗によっては見せ物件といって、情報誌に載っている物がないこともあると言われたので、幾つか回ることにする。店でも他に似たような一人暮らし用の部屋がないか出して貰い、良さそうなのを紹介されたら内見しよう。
デートの日、恋人がいつものように家に来る。自室に入れると早速プリントアウトした、一人暮らし用物件のページを取り出し見せてきた。
彼女が探したところは5つ。カブっている社名が2つ。始めに最も良さそうな不動産屋に行こうと決めて出発。店は思ったよりこぢんまりとしてるな。
感じの良さそうなおじさんがお茶を出してくれた。一人暮らしの予定を伝えて、いくつか紹介してもらった。ネット上でも雑誌上でも地域密着を謳っているだけあって、壁一面に僕らの住んでる町周辺の間取り図が貼られている。
内見したい旨を伝えると直ぐに車を準備してくれ、いよいよだ。